修復歴のある車の売却は、
「どのくらい査定額が下がるのか不安」
「修復歴は黙っておいた方が得なのか」
と思う方は多いのではないでしょうか。
そこでこの記事では、修復歴で査定額はどのくらい下がるのかについて解説します。また、修復歴を隠すリスクや、修復歴があっても高く売却する方法も併せて紹介します。
この記事を読めば、修復歴がある車の正しい向き合い方について理解できるので、なるべく損をせずに愛車を手放したいと考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。
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| 高価買取できる車種 | トヨタ、レクサス、日産、ホンダ、マツダ、スバル、ダイハツ、スズキ、三菱 |
| 店舗URL | 大阪本店 茨城石岡店 埼玉川口店 兵庫伊丹店 |
| 営業時間 | 10:00〜19:00 |
| 連絡先 | 【大阪本店】 050-1722-0393 LINEでのお問い合わせ 【茨城石岡店】 050-1722-6066 LINEでのお問い合わせ 【埼玉川口店】 050-1721-3939 LINEでのお問い合わせ 【兵庫伊丹店】 072-707-2665 LINEでのお問い合わせ |
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修復歴で査定額はどのくらい下がる？
修復歴がある車は、事故や損傷によって車体の骨格部分にダメージを受けたことから、査定額が大きく下がりやすい傾向にあります。車に修復歴があると、通常の査定額から15％〜30％ほど減額されることが多いです。
ただし、修復歴の程度や損傷箇所によって、実際の下落幅は大きく変わります。
また、修復歴は車の安全性や走行性能に関わるため、買取業者は慎重に判断するでしょう。そのため、同じ車種・年式でも修復歴の有無によって査定金額に大きな差が出る可能性があります。
車の査定に影響する「修復歴」とは？
修復歴とは、車の骨格となる主要構造部分に損傷が生じ、その部位を修理した履歴のことを指します。外装パーツの交換だけでは修復歴には該当せず、あくまでフレームやクロスメンバーなど車体を支える重要な部位に手を加えた場合に記録されます。
この違いが明確な基準として扱われているため、修復歴の有無は査定での大きな判断材料です。
具体的には、フロントインサイドパネル・ラジエーターコアサポート・フロントクロスメンバー・ピラー・ルーフ・フロアなどへの損傷が対象になります。これらは車の強度や走行性能に関わるため、一度修理が入ると査定額が下がりやすいです。
また、損傷の程度や修理内容によって査定への影響は変わり、広範囲に及ぶ修理が行われた車ほど評価が低くなる傾向にあります。このため、どの部位を直したのかが査定に直結するポイントです。
【査定に影響を与えたくない】修復歴を隠すとどうなる？
修復歴を隠して車を売ることは、後から大きなトラブルにつながる可能性があります。買取店は査定の際に車体の骨格部分を細かく確認するため、修復歴の有無は検査で判明しやすいです。
たとえ申告しなくても、チェックを通じて修理痕がわかるケースは多く、隠しても不利になるだけです。
さらに、修復歴を申告しなかった場合は査定額が大幅に下がる可能性があります。信頼性に関わる問題として扱われるため、通常よりも評価が厳しくなることがあります。
また、後に修復歴が判明した場合には、売買契約後のトラブルに発展する恐れもあるため、正直に申告する方が結果的にスムーズに売却できます。
修復歴は車の価値に影響しますが、隠すことでメリットが得られる状況はほとんどありません。正しく伝えることで、安心して取引を進められる可能性が高くなるでしょう。
<h2>修復歴を隠してもバレる理由</h2>
修復歴を隠してもバレる理由は以下の3つです。
- 工具を使って直した跡を確認するから
- 車のシャーシを確認するから
- 車の中を確認するから
1つずつ解説します。
工具を使って直した跡を確認するから
査定では、工具を使って修復歴の痕跡が残っていないかを細かくチェックします。ボルトの締め直しによるキズ、外した形跡、交換されたパネルの境目などは修理後に特有の跡が残りやすく、プロの目で見れば判断しやすい部分です。
特に、骨格部位を修理した場合は、溶接跡や再塗装のムラが出ることがあり、それが修復歴を判断する決め手になります。
こうした痕跡は一般的に隠しにくく、表面を整えても細部に違和感が残ることがあるため、査定の段階で発覚する可能性が高いです。
車のシャーシを確認するから
査定士は車の下部にあるシャーシを確認し、修復歴の有無を判断します。シャーシは車体のゆがみや衝撃の影響が残りやすい部分であり、事故や大きな損傷があった場合には形状のズレや補修跡が見つかる場合があります。
修理によって交換や溶接が行われた部位は、元の状態と異なる特徴が出やすいです。特に、フレーム部分は修復歴の判断基準に直結するため、シャーシの確認によって修理の痕跡が明確にわかるケースが多くなります。
このため、修復歴を隠してもシャーシの確認でバレやすい状況が生まれます。
車の中を確認するから
査定では外側だけでなく車内の構造も調べられるため、修復歴を隠し通すことは困難です。室内のパネルを外した形跡や、交換された内装部品などは修理を行った際に痕跡として残りやすく、プロが見ると細部の違和感に気づくことがあります。
また、骨格に近い部分の補修は内装の裏側に影響が残ることがあり、見た目では分かりにくい修理でも内部の確認で判断可能です。こうした検査が行われることで、申告していなくても修復歴が露見する場合が多いです。
事故の責任が相手の場合は修復歴があっても査定が下がらないことも
事故の責任が相手側にあり、修理内容が車の骨格部分に及ばない場合は、査定額が下がらないケースがあります。フレームなど主要構造に損傷がなければ修復歴には該当しないため、評価に影響しないことがあります。
外装パーツの交換や軽微な補修にとどまった場合は、修復歴として扱われないため、査定への影響も小さいです。
また、事故の相手側が修理費用を負担し、適切な修理が行われている状況であれば、車の状態が大きく損なわれないケースもあります。修理後の車体に骨格のゆがみや溶接痕が見られない場合は、査定にマイナスが生じにくい特徴があります。
以下の記事では、車を売る前にやること6選を紹介しています。やらなくても良いことや売却の流れも解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
修復歴のある車を高く査定してもらう方法
修復歴のある車を高く査定してもらう方法は以下の6つです。
- 複数業者に見積もりを依頼する
- 純正パーツを用意しておく
- 早めに売却する
- 買取相場をあらかじめ調べておく
- 車内を綺麗にしておく
- 修復歴を正直に伝える
それぞれ解説します。
複数業者に見積もりを依頼する
修復歴のある車は、買取店によって評価が大きく変わる特徴があります。店舗ごとに重視するポイントや販売ルートが異なるため、査定額に差が出ることが多いです。
このため、1社に限定せず複数の業者へ見積もりを依頼することが有効です。
比較することで、自分の車を高く評価してくれる業者を選びやすくなります。また、複数社が競合することで、査定額が上がる可能性が期待できます。修復歴ありの車は業者選びによる差が大きいため、見積もりを増やすほど好条件に近づきやすいです。
<h3>純正パーツを用意しておく</h3>
修復歴のある車でも、純正パーツが残っていることで査定が不利になりにくい場合があります。修理で社外品を使用していると、交換箇所の品質や適合性を慎重に見られるため評価に影響することがあります。
純正パーツが手元にあると、部品の信頼性が確認しやすくなるため、査定額が下がりにくい状況をつくれます。また、純正品の方が再販時の印象も良くなるため、業者によってはプラスの材料として扱われることがあります。
早めに売却する
修復歴がある車は、年式が古くなるほど評価が下がりやすいため、早めに売却することが有効です。時間が経つほど走行距離も増え、車体の状態が変化するため査定額が低下しやすくなります。
修復歴ありの車は需要の動きにも影響を受けやすいため、状態が安定しているうちに売却した方が査定が高くなりやすいです。車の価値が落ちる前に行動することで、より良い条件を引き出せる可能性があります。
買取相場をあらかじめ調べておく
修復歴のある車は相場が読みにくいため、事前に市場価格を調べておくことが重要です。相場を把握しておくと、査定額が適正かどうか判断しやすくなります。また、相場を知っておくことで業者間の査定額の違いに気づきやすくなるため、交渉を進める際にも役立ちます。
市場価格は年式や走行距離などでも変動するため、複数の買取店や相場ツールなどから幅広く情報を集めることが有効です。
車内を綺麗にしておく
修復歴がある車でも、車内が綺麗に保たれていることで印象が大きく変わります。査定の際は外装だけでなく車内の状態も確認されるため、清潔にしておくことで評価が安定しやすいです。
ゴミや汚れを取り除くだけでなく、においのケアなど細かい部分まで整えておくことが重要です。見た目の印象が良くなると丁寧に扱われていたと判断されやすく、修復歴があっても査定への影響を抑えられることがあります。
修復歴を正直に伝える
修復歴を隠すと、発覚した際に大きく減額される場合があるため、正直に伝えることが大切です。査定士は車体の状態を細かくチェックするため、骨格部分の修理歴はほぼ確実に確認されます。
隠した事実があると信頼性が下がり、評価が厳しくなる恐れがあります。一方で、正直に伝えることで査定士が車の状態を正確に把握しやすくなり、適正な判断が行われます。トラブルを防ぐためにも、修復歴は率直に伝える方が良い結果につながるでしょう。
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修復歴のある車は廃車買取業者の方が高く買取してもらえる可能性も
修復歴のある車は、一般的な中古車買取店では評価が低くなりやすい特徴があります。骨格部分を修理している車は再販時のリスクを考慮され、どうしても査定額が下がる傾向が強いです。
しかし、車としての再販を前提としない廃車買取業者であれば評価のポイントが異なるため、思ったより高く売れる可能性があります。
廃車買取業者は、車としてではなく部品や資源としての価値を重視します。エンジンやドア、ホイールなど再利用できるパーツが多く残っているほど評価につながるため、修復歴の有無が査定に大きく影響しにくいです。
状態によっては、通常の買取店よりも高く買い取られる場合も見られます。
以下の記事では、過走行車でも買取してもらえるかを紹介しています。買取相場や高く買取してもらう方法を紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
修復歴の査定に関するよくある質問
修復歴の査定に関するよくある質問は以下の2つです。
- 修理歴と修復歴の違いはなんですか？
- 修理歴と事故歴の違いはなんですか？
1つずつ回答します。
修理歴と修復歴の違いはなんですか？
修理歴とは、車の不具合を直すために行った修理全般を指し、外装パーツや消耗品の交換なども含まれます。一方で修復歴は、車の骨格となる主要構造部分に損傷があり、その部位を修理・交換した履歴のことを指します。
骨格部分には、フレームやクロスメンバー、ピラーなどが含まれ、これらに修理が行われた車が「修復歴あり」と判断されます。
見た目だけの修理や軽微な不具合の修理では修復歴には該当しません。このように、修理歴よりも修復歴の方が査定で大きく影響しやすい特徴があります。
修理歴と事故歴の違いはなんですか？
修理歴は、故障や摩耗など車の不具合を直すために行われた修理全般を示します。部品交換や整備なども該当し、必ずしも事故とは関係がありません。
これに対して事故歴は、事故が原因で車に損傷が生じた履歴を指します。外装パーツの破損や軽度のキズでも、事故を起点に修理が行われていれば事故歴に分類されます。
まとめ
この記事では、修復歴で査定額はどのくらい下がるのかについて解説しました。修復歴のある車を売却するときは、査定額の下落幅だけでなく、修復歴を隠すことによるトラブルリスクや、複数業者に見積もりを取る重要性を理解することが重要です。
この記事を参考に、相場の把握や車内外のコンディション改善、廃車買取業者の活用も視野に入れながら、修復歴があってもできるだけ高く安全に愛車を売却する方法を検討しましょう。
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